自律神経失調症の病名の知名度に比べて、症状や治療内容に関してはあまり知られていな
いため「原因不明の病気に使わられる病名」と誤解されていることも多いようです。
自律神経失調症は心療内科で最も多くみられる症状で、中国、日本ともに発症率は高く、
男性よりも女性に多い傾向があります。15歳~60歳の人口の中では発症率は12.599%、各
神経症全体の中では56.8%を占めています。
自律神経失調症は知名度は高く、理解度は低い病気とも言えます。それはなぜか?
自律神経のバランスが乱れていく過程には、さまざまな原因があり、症状や程度が1人1人
違うからです。ケースによってはそれらが複雑にからみあっていることもあり、自律神経
失調症に対する理解を深めることを困難にしています。
![]()
自律神経は植物神経系に属し、交感神経と副交感神経の2種類があり、原則的に互いに
同じ器官に対し生理的コントロール作用を有しています。一方がある機能を抑制すれば、
もう一方はそれを促進する方向に動きます。
交感神経の役割:瞳孔散大(瞳孔が広がる)、心拍数増加、皮膚末梢血管収縮、血圧上昇
させ、驚きや怒りなどといった身体のエネルギーを消耗します。
副交感神経の役割:瞳孔縮小、心拍数減少、皮膚末梢神経拡張、血圧低下させ、身体をリ
ラックスさせ、休息的な作用をします。
この二つの神経は互いにバランスをとりながら、身体を調整しています。この絶妙なバランスが
崩れ、コントロールができない状態になることが自律神経失調症です。
![]()
|
サイレント・キラー、高血圧のお話 |
チャイニーの特集・コラム |
自律神経失調症について2 |






































