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2005年4月末、結構日にちの狂いもなく来る生理が来ないので妊娠検査薬を使ってみたところ、
あっさり陽性。留学時代もその後もいつもお世話になっていた※1北京市中日友好医院外国人
外来にかかることに。
今から思うと・・・初めての受診から出産のその時まで中国語のオンパレード。
外国人外来だからといってひょいと受診するのって結構勇気がいるのかもしれません。
水曜日のその日、産婦人科の担当は主任クラスの医師。
「掛号費(診療費と受付費を合わせたもの)」は300元。受付の方からは副主任クラスの医師は
火曜と木曜で、※2掛号費は100元とのこと。
結局数ヵ月後、産婦人科掛号費は300元一律になってしまったんですけど・・・
結婚半年の貧乏生活の真っ只中にもかかわらず、毎回300元の掛号費は痛い・・・
そんなことは関係ない!
と・・・診療室に入ると、40代ぐらいのがたいの良い女性がデスクの前に座り、「どうぞ座って」と
デスクの近くに置いてある空いた丸い椅子を指していました。心拍数が急激に上がるのを感じ
ながらその椅子に腰を下ろすと、目の前の先生は私のカルテに一瞥した後、
とりあえず聞き返してみた。
中国語が分からないわけじゃない、でもテレビのドラマでは「おめでたです」とか「おめでとう」とか
言うんじゃないの?てっゆーか、まだ本当に妊娠かも分からないのにそんなこと言わないだろぉ~
と思ったりしながら、頭の中で複数の自分がツッコミ中。当たり前だが出て聞いた言葉は
と怪訝に答える私。
そして頭の中に私が「※3一人っ子政策の国だよ!!、この国は!」と言っていた。
そうだ!
その時やっとピンと来たのです。地方の病院では産婦人科の中に「一人っ子政策科(生育政策科)」
なるものがあり、出産拒否の際の堕胎手術などをやっていると聞いたことがあります。
私は「自分の国でなく一人っ子政策のある国で出産するのね。。!」なんて今更ながらここは外国、
そう中国だった実感するのであった・・・
そんな診察を終え、尿検査後に妊娠が確定!!
先生は満面の笑みで「おめでとう」と言ってくれましたが、うれしい半面、不安とカルチャーショック
半分の複雑な気持ちを抱えながらの妊婦生活スタートとなったのでした。
約日本円で6,882円(1元=15円の場合)
- ※1:中日友好医院は日本政府が提供した無償援助であり、中日両国政府の協力した大型の
近代的な総合病院である。1984年10月23日に開院し、中華人民共和国衛生部直属の
病院である。(外務省ホームページより)- ※2:掛号費とは、日本でいう初診費のようなものです。この費用は診察をしてくれる主治医に
よって異なります。人気のある主治医は費用も高く予約制のこともしばしば。- ※3:一人っ子政策(ひとりっこせいさく)とは、中華人民共和国における人口規制政策を指す。
公式には計画生育と呼ぶ。改革開放政策が始動した1979年に始まった。![]()
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