冬から春にかけて乾燥で悩まされた経験はありませんか?空調のよく効いた環境は、生活
する上で皮膚の乾燥に拍車をかけ、乾燥による痒みやさまざまな問題を引起こします。
今回は中国医学的見地から、普段からできる乾燥対策方法をご提案いたします。
外気の乾燥は、皮膚に直接影響を与えて、皮膚の乾燥と痒みを引き起こします。中医では
皮膚に潤いを与えてくれるのは「津液」という良い水のことです。
「津液」とは体の中にある正常な水分(分泌液を含 む)のことで、皮膚の保湿力や皮脂の
分泌などに相当していると考えます。
一般的に皮膚の乾燥と痒みは「津液不足」と診断されます。
では、皮膚の乾燥と痒みの「津液不足」を改善するにはどうすればよいでしょう。
外治療としては
保湿クリームや自然な植物性油、動物性油を塗る。
空調の温度を低く設定し、定期的に加湿器を使う。
寒い季節は、熱いお風呂に長く入りがちですが、その分皮脂をうばってしまいます。
皮脂をうばってしまった皮膚は乾燥と痒みが増強するため、既に痒みのある方には足湯に
浸かるだけにしたり、温めのお風呂に短時間浸かる。などの方法がよいでしょう。
外治療とあわせて体内から改善するにはどうしたらよいでしょうか。
新鮮な果物やナッツ類を摂取するよう心がける。
スープ類,おかゆなどの水分を少量ずつ頻繁に補充する。
「津液」を増やす効果があるキクラゲ、ヤマイモ、豚足と言ったコラーゲンを多く含むもの
を摂取する。
痒みのある人は辛いものを控えることも効果的です。
体質や病気によって、血が不足している人の場合には、季節と関係なく、皮膚の乾燥
と痒みがみられ
ます。中医では個人の状態に合わせ、漢方薬を投与します。皮膚や水分代謝と関係のある
肺、胃腸、腎などの機能を調整して血を増やすことで、つらい乾燥と痒みを身体の内から
改善します。
漢方薬はひとりひとりの状態、症状に合わせて漢方を調合します。まずはお近くの中医師に
ご相談ください。
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